不思議なサイトを見つけてしまいました。
その名も
宿泊予約の権利売買サービス【Cansell(キャンセル)】です。

いったいどういう仕組みなんですか?
ヘルプを読んでみると、どうも下記のようなシステムらしいです。
旅行の予定を立てたけど、急用などで突然行けなくなった人がいるとします。
その人は予約したホテルにキャンセル料を支払わなければいけません。
例えば当日、不泊だと100%の正規料金がかかります。
5万円のホテルを予約したとすれば、泊まりもしないのにホテルに5万円を払わなければいけなくなるのです。
そこで、その宿泊予約の権利を他の人に売って、少しは損失を押さえましょう。 というサイトらしいです。
例えば、宿泊料が5万円のホテルを40%引きで転売、つまり3万円で売れば、キャンセル料5万円の損失を2万円に押さえることが出来ます。
このシステム自体はなかなか素晴らしいと思います。

しかし、そううまくいくでしょうか?
現在の多くのホテルのキャンセルポリシーは下記が多いと思います。
二日前……20~30%
前日……50%
当日または、不泊……100%
案外、多くのところが3日前までにキャンセルをすれば、キャンセル料を取りません。
事前に行けないのが分かればサクッと3日前(または一週間前までのところも多いですが)までにキャンセルの連絡をすれば良いでしょう。
仮に2日前なら掛かっても20%~30%のところが多いです。
20%~30%ならこれもキャンセルの連絡をしてサクッと払った方が良いです。
上記のサイトに掲載しても正規の値段の20%引き以下では簡単には売れないでしょう。
宿泊予約の権利売買サービス【Cansell(キャンセル)】のサイトを見に行きました
正規料金62,718円が52%OFFの3万円です。

確かに安いです!!
クリックすると「部屋タイプ」はデラックスルーム ツインだそうです。
早速、じゃらんnetでヒルトン名古屋の宿泊料金を調べにかかります。
「部屋タイプ」はダブルと、上記と違いますが、じゃらんnetで全く同じプランを見つけました。
日にちも同じ2016年12月17日(土)設定します。
価格は46,103円です。上の62,718円とは大きく違いますが、二人でベッドが一つのダブルより、部屋にベッドが二つ付いているツインの方が高くて当たり前なので、これはよしとします。
それに早期割引の15%OFFが効いているのかもしれません。
そしてこのヒルトン名古屋のキャンセルポリシーを確認します。

衝撃です
一度、予約をしてしまうと、いつでも100%のキャンセル料が掛かってしまうそうです……
超高級だからですか?
50%OFFにして転売してでも少しは損失を回収したいでしょう。
直前にキャンセルされた部屋が格安で販売されることがあり、そういうホテルの部屋は狙い目ですと記事を書いたことがあります。

しかし、そういうホテルは直前や当日しか予約が出来ません。つまり事前には旅行の計画を立てられないのです。
その点この【Cansell(キャンセル)】は便利です。宿泊日のかなり前から(誰かが権利を買わないと)キャンセル予定のホテルが掲載されているのです。
かなりお得です。
どうですか?格安にホテルに泊まりたい方は一度、覗いてみては?
ものすごい掘り出し物が見つかるかもしれませんよ。
▼ 2019年2月10日追記 ▼
どんどん出品数も増えてお得な宿泊プランを探しやすくなっています。
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