たくさんありすぎです!宿泊施設予約サイト!そしてどこがお得なのか全く分かりません!
いつも、旅行に行く時は念入りに下調べをするniyutaです。
今度は、上の子とUSJに行くつもりです。
それもオンシーズン(繁忙期)に!!

いったい、どれだけ高いんですかっ!?あなたたちは!!
とUSJの近くのでっかいホテル達を怒鳴りつけてやりたいです。
少しでも安い宿泊プランを探す為に、今まで宿泊施設予約サイトについては調べて調べて調べ抜きました。
今回は宿泊施設予約サイトについてまとめてみようと思います。
宿泊施設予約サイトとは
まず、宿泊施設予約サイトとはそもそもなんなのでしょうか。
すでにご存知の方も多くいらっしゃると思いますが、一応ざっと説明します。
もちろん、その場で予約をすることも可能です。
宿泊施設予約サイトを利用するメリット
もうほとんど上記で述べていますが、ざっとまとめると次です。
・同条件の複数の宿泊施設を比較しやすい
・ほとんどリアルタイムで空室状況が分かる
実は、現在ではホテルや宿を予約する人のうちの30%以上の人が、宿泊施設予約サイトを利用しているという調査結果があります。
もはや宿泊施設予約における主要手段の一つとなっているわけですね。
ためしにGoogleで「ホテル」というキーワードで検索をしてみてください。
検索結果には「楽天トラベル」「旅館・ホテル予約 国内旅行JTB」「じゃらんnet」というような宿泊施設予約サイトが上位に表示されます。
どれも一度は目にしたことがあると思いますが、これらが全て宿泊施設予約サイトなのです。
さて、その宿泊施設予約サイトですが、実は大きく2つに分けることができます。
ここではその各分類の簡単な説明と特徴、そして幾つかの主要なサイトを紹介します!
ポータル系宿泊施設予約サイト
ポータル系宿泊施設予約サイトとは、その名の通り宿泊施設の予約を目的として存在しているサイトで、サイトの運営元は旅行会社ではありません。
有名どころでいえば楽天トラベルやじゃらんnet、海外発のサイトならば、トリバゴ、Expediaなどが該当します。
これらのサイトの特徴はずばり、掲載されている宿の数がとても多く、宿探しがしやすいという点にあります。また、各サイトともに利用者が多く、口コミが充実していることも特徴です。
・宿泊プランが探しやすい
(今は旅行会社系のサイトも負けてないかも)
・利用者が多い
(これも同じく今は旅行会社系のサイトも負けてないかも……)
ポータル系宿泊施設予約サイトの比較
ここではいくつかの具体的なポータル系宿泊施設予約サイトをピックアップし、その特徴について触れてみましょう。
楽天トラベル
宿泊施設予約サイトといえば外せないのが楽天トラベルです。
その特徴はなんといってもその契約施設数。なんと約29,400件!国内の宿の掲載数においては文句無しのNo.1です。
かなりの確率で希望に沿った宿が見つかるのではないでしょうか。ポイントは楽天スーパーポイントが付きます。もちろん、すでに貯まっている楽天スーパーポイントを利用することも可能です。

じゃらんnet
楽天のすぐ後を追うのはこちらもお馴染み、じゃらんnetです。契約施設数は約23,800軒。日本国内のめぼしい宿はほとんどこのじゃらんと楽天トラベルで網羅されていると言っても過言ではないです。
ポイントはリクルートポイントがついて、Pontaポイントとの相互交換が可能です。


一休.com
一休.comは宿泊施設数で比べると楽天トラベルやじゃらん.netには遠く及ばないのですが、ここの特徴は何と言っても、掲載されている宿泊施設の「質」です。激選された宿が掲載されているといった雰囲気で、洗練されたイメージのホテル、宿が多いです。ちょっと贅沢をしたい時なんかはこちらのサイトがオススメです。

あとは、古民家・町屋なんていうタイプの旅館に絞って検索できるというのも面白い点です。
海外発の宿泊施設予約サイト
Booking.comやExpediaなどが該当します。このあたりは海外旅行、それもツアーやパッケージではなく個人旅行派の方には文句無しのサイトとなります。
とくにBooking.comは契約施設数が55万軒以上!日本国内の宿の数ではやはり楽天トラベルやじゃらんにはかないませんが、直前まで予約キャンセル無料の商品も多く出ていますので、覗いてみるのも良いかもしれません。

旅行会社系宿泊施設予約サイト
ポータル系に対し、旅行会社系というのは想像しやすいかもしれません。
その名の通りですが、旅行会社が運営している宿泊施設予約サイトを指します。
その最大の特徴はなんといっても確保している部屋の数です。また、旅行会社としての機能も十分に果たしており、豊富なパッケージプランから選ぶことができるのも大きな魅力です。さらに、なんといっても繁忙期に強い!
・パッケージプランが豊富(ポータル系と比べて)
・繁忙期に強い
旅行会社系宿泊施設予約サイトの比較
続いては具体的な旅行会社系宿泊施設予約サイトをいくつか紹介してみることにしましょう。
JTB
泣く子もだまる大手旅行会社、JTB社提供の宿泊施設予約サイトです。
多彩なプランが用意されていることはもちろんですが、交通も含めたプランが豊富であることは特徴の一つでしょう。
多くの宿泊施設予約サイトは航空券と宿泊のプランを用意していますが、JRの在来線と宿泊のプランというのはそれほど多くありません。
しかし、JTBでは在来線を利用するプランも販売しています。

るるぶトラベル
こちらもJTB系列のサイトです。特徴としては、航空券とのパッケージプランです。多くのサイトではJAL(日本航空)やANA(全日本空輸)とのプランが提供されていますが、るるぶトラベルではジェットスターやAIR DO、ソラシドエア等多彩な航空会社の選択肢があります。
宿泊施設と合わせて航空券も抑えたいときには便利かもしれません。また、宿泊施設の掲載数が旅行会社系のサイトにおいては最も多い様です。

近畿日本ツーリスト
日本では中堅に位置する旅行代理店、近畿日本ツーリストのサイトです。
ここはデザインがシンプルで見やすい、と個人的には思っています。そしてそのシンプルな良さが際立っているのが「在庫一覧」です。地域と日付を指定すると、それぞれのエリアに空室が何部屋残っているのかがリストとして表示されます。非常に見やすく、計画も立てやすくなります。
各宿泊施設予約サイトの比較、まとめ
ここまで幾つかのサイトをご紹介してきましたが、ここでいよいよどこが良いのか、という話になります。
と、その前に……次の表をご覧ください。
今回紹介したいくつかのサイトの特徴をまとめた図表です。
オレンジのハイライト部分は突出した数値になっていることを示しています。こうして見比べてみると、国内の宿泊施設掲載数では楽天トラベルが他の追随を許さない数となっていることがわかります。やはり選択肢は多いほうが良いですよね!
一方、旅行会社系にはオレンジの部分がありません。
それでは旅行会社系列のサイトは使えないのか……いえいえ、そんなことはありません。次の図表も見てから判断しましょう!
上記の図表2は、箱根にあるかの有名な富士屋ホテルに実験台になっていただき(!)、いわゆる繁忙期である2016年9月17日から3泊(大人2名1室)とそれ以外の日付の価格を比較したものです。
ごらんの通り、ポータル系サイトでは繁忙期は全て空室なしと全滅であるのに対し、旅行会社系では全てのサイトでまだ空室があることがわかります!(2016/8/1調査時点)
つまり、宿泊施設予約サイトを使う時のオススメは……
まずは楽天トラベルを使って検索! (選択肢が多いため)
繁忙期で泊まりたい宿に空室がなければ旅行会社系のサイトで探しましょう!
そしてたまには贅沢な宿に泊まりたい……というときは、一休.comが良さそうです。
自分の目的や好みにあったサイトを使って、最高の旅行をしましょう!
計画から旅行は始まっていますよ!
あと、お安くホテルに泊まる究極の技もあります。
それは直前にキャンセルされて空室になった部屋を狙う方法です。


[参考]
宿泊予約サイトの実態調査/観光経済新聞社
ネットリサーチ ティムスドライフ 『旅の予約』に関するアンケート
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